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曲げ試験用試験冶具

曲げ荷重は現実の用途の中では最も頻繁に発生するタイプの荷重です、したがって幅広い材料を試験する事が重要となります。よって、曲げ試験は、スチール、プラスチック、木材、紙、セラミック、およびその他の材料の機械的特性を決定する際に使用されます。

特性値は一般的に3点、4点曲げ試験によって得ることが出来ます。

曲げ荷重が対称的に断面に加えられると、一方のエッジに沿った極端な(外側の)繊維に引張応力が発生します。反対側の繊維では極端な圧縮応力が発生します。両側の応力は中立軸からの距離とともに増加するため、両方の場合で最も高い値はエッジゾーンで発生します。材料の引張または圧縮降伏点に達すると、塑性流動が発生します。

曲げ試験中、せん断応力も試験片に発生します。試験中にせん断応力の割合をできるだけ低く保つには、試験片の厚さに対するスパンの比率をできるだけ高くする必要があります。多くの場合、スパンに対する比率は関連する規格に定められています。

曲げ試験では、一般的にに断面が長方形の試験片が好まれます。

2点曲げ試験冶具

2点曲げ試験は紙、ダンボール、フィルムの試験に適しています。これは、 DIN 53121またはISO 5628に準拠した紙、板紙、厚紙、DIN 53350のプラスチック、およびコーティングされた繊維材などの曲げ剛性(ビーム法を使用)と曲げ抵抗を決定するために使用されます。

3点曲げ試験

この負荷デバイスは、試験片に平行に配置された2つのアンビルと、アンビルの中央に配置された上部アンビルで構成されています。上部のアンビルで試験片に負荷をかけていきます。

要件(規格)に応じた仕様に従った試験を行うには、アンビルと上部アンビルに固定、回転、またはロッキングマウントが必要です。

この試験は、主に丈夫で弾力性のある材料で実施されます。

試験中の摩擦の影響を最小限に抑えるために、アンビルはその縦軸を中心に回転するように取り付けることができます。ロッキングマウンティングは上部アンビルおよびサポートアンビルで使用して、アンビルが試験片と平行になるようにすることができます。

4点曲げ試験

3点曲げ試験と同様に、4点曲げ試験キットは、2つの平行に配置されたアンビルで構成され、試験要件に応じて、固定、回転、またはロッキングマウントが必要となります。

3点曲げ試験との違いは、試験片に荷重を加える方法にあります。これは、アンビルと対称に配置された2つの上部アンビルを介して行われます。その場合、曲げモーメントは2か所の荷重領域間で一定になります。

この試験は主に、脆性材料の曲げにおける弾性係数を決定するために使用されます。

DIN 53435 – DB – Gに準拠した4点曲げ用ダイナスタット曲げ治具

スペースがないために、射出成形部品から比較的小さな標本しか取り出せない場合、2つのDynstat試験方法は、品質保証と製品開発における静的および動的材料特性の比較特性評価のための興味深いオプション
を提供します。

アプリケーションのレンジ

ダイナスタット曲げツールは、DIN 53435 – DB –Gに準拠した4点曲げ荷重下でのプラスチックの特性を決定するために使用できます。プラスチック製のコンポーネントの材料特性の特性評価に使用されます。

機能の説明

ダイナスタット曲げ試験は4点曲げ試験としてデザインされています。この試験治具を使用すると、試験を1台の試験機で実行することもできます。試験開始時のスパンは12mmと2mmに設定されています。 これは、この方法で長さわずか15mmの試験片を試験できることを意味します。曲げ変形は、試験治具の回転運動によって生成されます。試験結果は、試験中に測定された最大曲げ応力となります。試験片の曲げモーメントと抗力モーメントを使用して計算されます。規格で定義されたダイナスタット曲げ角度に達するまでに試験片が破損しない場合、この時点での曲げ応力が測定されます。

曲げ試験キットのその他のエレメント

曲げ試験キットのその他のエレメント

ダイ
上部アンビルホルダー
曲げテーブル
ロッカー及びエクステンション
曲げ試験キットのその他のエレメント

ダイ

ダイの上部アンビルには固定の半径rがあります。これは3点曲げ試験使用、上部にインストールされます。全てのダイは16H7のアダプターを介してマウンティングスタッドに接続されます(別途オーダー)。さらに、すべてのダイは焼き入れ(硬度=700 HV)およびDNC処理(DNC 520/5 µm)されています、つまり、表面は5 µmの深さまでニッケルコーティングされています。ダイのインストールに関してはコネクションシステムのダイアグラム、上部を参照してください。

上部アンビルホルダー

上部アンビルホルダーはこのセクションの後半に記載される上部アンビルをホールドするために使われます。これは3点曲げ試験使用、上部にインストールされます。すべての上部アンビルホルダーの接続直径は同じ16H7mmです。 ダイの取り付けについては、図’接続システム、上部’を参照してください。

曲げテーブル

耐荷重により、3つの曲げテーブルバージョンタイプA、B、およびCに分けることができます。

  • 軽量のタイプA曲げテーブルは、最大20kNの力に使用できます。
  • タイプBの曲げテーブルは中程度の荷重に使用できます。ミディアムシリーズのこれらのテーブルが使用できる最大の力は、テーブルのサイズと設置のタイプに応じて、10kNから250kNです。
  • ヘビーなシリーズの曲げテーブルはタイプCです。これらは大きな荷重に使用できます。テーブルの長さが約600mmまで、この範囲のすべてのテーブルに最大250kNを負荷できます。これより長いテーブルのみに荷重制限があります。

3種類の曲げテーブルはすべて、3点曲げ試験(下に取り付け)および4点曲げ試験(上下に取り付け)に使用できます。

スパンは、ネジまたはクランプレバーを使用して曲げテーブルで手動で調整されます。左側と右側を別々に調整する必要があります(曲げテーブルタイプB、アイテムナンバー317121を除く)。曲げテーブルの(下部)接続は、アダプタ、フランジを介して、または直接クロスヘッドに接続できます(タイプAおよびBの曲げテーブルからテーブルトップ試験機のクロスヘッドに対してのみ)。曲げテーブルのインストールは、コネクティングシステム、トップとコネクティングシステム、ボトムを参照してください。タイプA、B、Cの曲げテーブルのTスロットナットは互いに互換性がありません。

試験片の曲げは最大スパンで制限されます(曲げサポートは回転します)。

ロッカー及びエクステンション

ロッカーとエクステンションは、オプションで、3点曲げ試験キット(下に取り付ける)と4点曲げ試験キット(上下に取り付ける)のタイプBおよびCの曲げテーブルで使用できます。これらは曲げサポートとアンビルの間にインストールされます。ロッカー/エクステンションは、オプションで曲げテーブルのエクステンションまたはロッカーと一緒に使用します。安定性のために、片側に最大1つのロッカーまたはエクステンションを使用する必要があります。

曲げ試験キットのその他のエレメント

  • ロッカー及びエクステンション(オプション)
  • アッパーアンビル/アンビル、回転
  • アッパーアンビル/アンビル、固定
  • アンビルプレート
  • アンビル、固定
  • 安全スクリーン(オプション)
  • 試験片ストッパー(オプション)

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我々の専門家へいつでもコンタクトをしてください。
皆様のニーズを話し合うことを楽しみにしております。

 

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曲げ試験のアプリケーション

曲げ試験

曲げ試験(3点、4点曲げ試験)は重要な機械的特性値を測定するために実施されます。
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2点曲げ試験

ISO 2493-1, DIN 53121, ISO 5628, DIN 55437-3, DIN 19304
ISO 2493-1、DIN 53121、およびISO 5628に従って曲げ剛性を決定し、DIN 55437-3に従って折り目の技術的品質を決定します。
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3点曲げ試験

ISO 178
ISO 178 及び ASTM D790に記載の3点曲げ試験は硬化、半硬化プラスチックのクラシックな特性値を求める試験方法です。典型的な試験結果には、曲げ弾性率、3.5%伸びでの応力、降伏点および試験片破断時の応力と伸びが含まれます。
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3点曲げ試験

以下のアプリケーションにおける3点曲げ試験硬質ボード、紙の複合材、芯の試験などは規格に準拠して行われます。
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4点曲げ試験

DIN 53121, ISO 5628
DIN 53121あるいはISO 5628に準拠した段ボールの曲げ剛性
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ガイドワイヤー/カテーテル/チューブの曲げ試験

ツビックローエルはガイドワイヤー、カテーテル、チューブの曲げ試験に正しい試験システムを提供しています。
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セラミックの曲げ試験

ISO 843-1及びISO 6872
試験冶具はセラミックの曲げ試験用にデザインされ、 EN 843-1、試験片形状A 及び B、さらに ISO 6872に対応しています。
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ダウンロード

名前 タイプ サイズ ダウンロード
  • プロダクトインフォメーション:2点曲げ試験冶具 PDF 518 KB
  • プロダクトインフォメーション:3点曲げ試験冶具 PDF 246 KB
  • プロダクトインフォメーション:3/4点曲げ試験冶具 PDF 271 KB
  • プロダクトインフォメーション:DIN 53435 – DB – Gに準拠した4点曲げ用ダイナスタット曲げ治具 PDF 6 MB
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