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2台のツビックローエル製のレトロフィットした材料試験機によるアスファルトの試験 (DIN EN 12697)

BAM Infraは、オランダのインフラストラクチャのスペシャリストであり、Royal BAM Groupの傘下です。BAMは、高速道路や交通サークル、車のトンネル、駐車場、自転車の橋など、数え切れないほどのインフラストラクチャプロジェクトを成功裏に実施してきました。

これらのプロジェクトに必要なアスファルトの高水準と高品質を維持するには、剛性、疲労、および軌道形成の定期的な試験が不可欠です。信頼性の高い試験結果を得るために、BAM Infraは2台のツビックローエル製のレトロフィットしたHC10シリーズ動的試験機を使用しています。どちらの装置も長年使用されており、最近、レトロフィットプロジェクトの一環として最新のテクノロジーが搭載されました。

温度環境下における材料試験

リアルな温度条件下でのシミュレーションのため、既存の温度チャンバーが拡張され、ソフトウェアに統合されました。これにより、常温だけでなく、低温または高温条件下でも試験を実行できます。これにより、例えば、この顧客は様々な温度でアスファルトがどのような挙動を示すのかを測定する事が出来ます。

3つの異なる試験治具を使用出来ます。

  • サイクリック間接引張試験による剛性と疲労を測定するための間接引張試験治具。
  • 耐疲労性と動的剛性を測定するための4点曲げ試験キット。
  • 永久変形とクリープ特性を決定するための三軸デバイス。

4点曲げ試験の試験シーケンス

オペレーターは試験キットを取り付け、アスファルト試験片をクランプします。対応するアスファルト試験プログラムがロードされ、試験を開始します。試験が開始されると、試験片の剛性がさまざまな周波数で測定されます(EN12697-26)。材料の疲労は、30Hzおよび振幅の変化で試験されます。平均値を取得し材料の疲労寿命を評価するために、合計18回の試験が実行されます(EN12697-24)。4点曲げ試験について説明した試験シーケンスの中の1つが上記で記載した試験です。

入念なアスファルトの試験により、ひび割れ、小さな穴や大きな穴を減らすことができ、回避することもできます。これにより、道路の損傷を回避し、走行の安全性が担保されます。

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