試験の実行
ISO 7800のねじり試験では、ワイヤ試験片を自身の軸を中心に一方向にねじります。試験片が破断するか、規定のねじり回数に達するまで、ワイヤーを一定速度でねじり続けます。試験中にワイヤーがまっすぐな状態を保つようにするには、重りを使って引張力を加えることができます。この力は、ワイヤーの引張強度の2%を超えてはいけません。直径が10mmを超える場合は、追加の引張力は必要ありません。ねじれの数を確認するには、試験片の表面に色付きの線を引く必要があります。試験中は、加えているトルクを継続的に記録します。
ねじれの回数が関連規格の要件を満たしていれば、破断点に関わらず、試験は合格とみなされます。ただし、ねじりの回数が基準を満たさない場合は、試験は無効となり、再試験を行う必要があります。
ツビックローエルのTorsionLine ねじり試験機は、ISO 7800に準拠したねじり試験に特に適しています。水平方向の試験軸により、ワイヤー試験片をワイヤー専用に開発された試験片グリップに容易かつ確実に固定できます。ねじり試験機の高い剛性により、全トルク範囲にわたって非常に正確なねじり角測定が可能となります。試験片グリップは、ISO 7800で要求される高トルク時でも、ワイヤ試験片を確実に保持することが出来ます。試験片グリップは最大20kNまで対応し、最大トルクは500Nmです。
可変式グリップシステムにより、様々な直径のワイヤに対するねじり試験が可能です。チャック歯の交換は短時間で簡単にできます。
