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Mflowによる固有粘度IV値のチェック

RCSグループは、廃棄物管理、原材料リサイクル、PCSプラスチックの3つのユニットで構成されています。後者は、プラスチックフレークを高品質の食品グレードのリサイクル顆粒に加工することに焦点を当てています。PETリサイクル顆粒の固有粘度(IV値)を試験するために、RCSはツビックローエルのモジュラー式Mflow押出しプラストメーターを採用しました。

RCSプラスチックでは、Mflowはリサイクルされた顆粒にのみ使用されています。RCSプラスチックは、RCSリサイクルからのPETフレークをさらに高品質で食品グレードのリサイクル顆粒に加工します。

リサイクル工程の一環として、二次原料から高品質の製品が得られ、特に飲料ボトルの製造に使用できます。ボトルの製造では、rPETの固有粘度IV値が製造に極めて重要です。指定された要件に適合しない場合は、生産を停止し、顆粒を検査する必要があります。顆粒が高品質の要求を満たした場合にのみ、生産を継続することができます。

IV値を決定するために、顆粒は予熱された(285°Cに)Mflow 押出しプラストメーターに注がれます。予熱時間が経過した後、ウエイトが追加され、MFRが決定されます。試験ソフトウェアが、MFR値をIV値に自動的に変換します。

”顆粒をほぼ完全に自動で試験できるという理由だけではなく、空圧式ウェイトリフティングユニットと自動押出カッターにも感銘を受け、ツビックローエルのMflowを選定しました”とRCSプラスチックス GmbHの品質マネージャーRenner氏は述べています。

Mflowは、最新のタッチディスプレイによるスタンドアロンモードで、あるいはツビックローエルのtestXpert III 試験ソフトウェアを搭載したPCで操作できます。新しくなった操作パネルで、ユーザーはパネル操作とPCを簡単に切り替えることができます。

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