ラウンドロビン試験 - 比較試験による品質保証

labXplore - ラウンドロビン試験は、試験所の品質を決定します

ラウンドロビン試験への参加は、品質保証と試験方法の妥当性確認（バリデーション）において、中心的な役割を果たします。ラウンドロビン試験はプロフィシェンシー・テストの一種であり、異なる試験センターや試験所が同一の試験を実施することで、自らの試験結果の正確性および再現性を評価するものです。これらは、国際規格に従った試験結果の正確性を保証する役割を果たします。

これらのラウンドロビン試験の組織化と実施は、これまで試験所にとって相当な課題となることが多々ありました：手作業によるプロセスや外部プロバイダーの利用は、時間がかかるだけでなく、コストもかさみ、エラーも発生しやすいものでした。ツビックローエルが提供するサービスである labXploreは、機械的試験方法の分野におけるラウンドロビン試験の計画、実行、および評価を最適化する初のクラウドベースのプラットフォームであり、試験所に品質保証プロセスにおけるさらなる柔軟性、透明性、および安全性を提供します。

ツビックローエルのプラットフォーム labXplore をラウンドロビン試験にご活用ください。これにより、試験プロセスの最適化、貴社試験所の適合性の確認、そして材料試験における最大限の精度と品質の確保が可能になります！

参加方法を教えてください。どのような試験が可能ですか？labXploreの利点動画ラウンドロビン試験は、誰が実施しなければなりませんか？用語の定義

ラウンドロビン試験のためのデジタルプラットフォーム labXploreについて、さらに詳しくお知りになりたいですか？それとも、デモンストレーションの日程を設定されますか？

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ラウンドロビン試験には、どのように参加できますか？

私たちは、お客様が、当社のパートナーから提供された試験片を用いて、ご自身の材料試験機を比較する機会を提供し、また、labXploreでのラウンドロビン試験への参加を推奨します。labXplore は、当社専用のラウンドロビン試験プラットフォームです。ご参加は簡単です：

当社のパートナーウェブサイト labXplore をご覧いただき、無料でご登録ください。
Eメールアドレスを確認してください。
ご自身の試験機データを入力し、ご希望のラウンドロビン試験にご参加ください。当社のパートナーが、適切な試験片材料をお客様へお送りします。
受け取った試験片を用いて、試験を実施してください。
プラットフォームに測定データを入力すると、登録直後から測定データの即時リアルタイム評価を受け取ることができます - 待ち時間なし、遅延なし。

現在、参加可能なラウンドロビン試験は？？

Tensile Test ISO 527-2 (Polycarbonat 2025)

Provided bypolymerphys IK GmbHDIN EN ISO 527-2:2012

-Test material: PC (polycarbonate), Type A1 specimen -You will receive a total of 1 sample set with 7 specimens. One test series consists of 5 individual measurements. The remaining sample material can be used for preliminary tests. -Test speed: 50 mm/min -Modulus measurement speed: 1 mm/min -Measurement length L0: 75 mm Perform five tests and enter the results in labXplore. The results will be available immediately. The evaluation is anonymous; you can only view your own results.

Test Properties

Yield strength
Tensile modulus
Yield strain

90.00 EUR

Charpy impact strength ISO 179-1 (polycarbonate 2025)

Provided bypolymerphys IK GmbHDIN EN ISO 179-1:2023-10

Test material: PC (polycarbonate), test specimen type A1 -You will receive a total of 1 sample set with 15 test specimens. A test series consists of 12 individual measurements. The remaining sample material can be used for preliminary tests. Sample preparation: -A parallel section measuring 80 mm (+- 2 mm) must be cut from each of the type A1 test specimens. -The test specimens must be provided with a type A notch before the test begins. Conditioning & execution: -If possible, store samples for at least 24 hours in a normal climate at (23 ± 2) °C and (50 ± 10) % RH and then test at room temperature -The test should be performed as a narrow-side impact (e). -A pendulum hammer with 4 J of energy should be used. Perform twelve tests and enter the results in labXplore. The results evaluation will then be available to you immediately. The evaluation is anonymous, and you can view your own results in comparison to other participants.

Test Properties

Charpy impact strength

90.00 EUR

Flexural test ISO 178 (polycarbonate 2025)

Provided bypolymerphys IK GmbHDIN EN ISO 178:2019-08

Test material: PC (polycarbonate), test specimen type A1 -You will receive a total of 1 sample set with 7 test specimens. A test series consists of 5 individual measurements. The remaining sample material can be used for preliminary tests. Conditioning & implementation: -If possible, store samples for at least 24 hours in a normal climate at (23 ± 2) °C and (50 ± 10) % RH and then test at room temperature. -Test speed: 100 mm/min -Test speed for modulus measurement: 2 mm/min -Support distance: 64 mm Perform five tests and enter the results in labXplore. The results evaluation will then be available to you immediately. The evaluation is anonymous, and you can view your own results in comparison to other participants.

Test Properties

Flexural modulus
Stress at conventional deflection
flexural strength
Elongation at flexural strength

90.00 EUR

HDT heat deflection temperature method A, ISO 75-2 (polycarbonate 2025)

Provided bypolymerphys IK GmbHDIN EN ISO 75-2:2013-08

Test material: PC (polycarbonate), test specimen type A1 -You will receive a total of 1 sample set with 7 test specimens. A test series consists of 5 individual measurements. The remaining sample material can be used for preliminary tests. Sample preparation: -A parallel section measuring 80 mm (+- 2 mm) must be cut from each of the type A1 test specimens. Conditioning & execution: -If possible, store the specimens for at least 24 hours in a normal climate at (23 ± 2) °C and (50 ± 10) % relative humidity -Procedure A with a bending stress of 1.80 MPa Perform five tests and enter the results in labXplore. The results evaluation will then be available to you immediately. The evaluation is anonymous, and you can view your own results in comparison to other participants.

Test Properties

heat deflection temperature

90.00 EUR

Vicat softening temperature Method B50, ISO 306 (polycarbonate 2025)

Provided bypolymerphys IK GmbHDIN EN ISO 306:2023-03

Test material: PC (polycarbonate), test specimen type A1 -You will receive a total of 1 sample set with 5 test specimens. A test series consists of 5 individual measurements. The remaining sample material can be used for preliminary tests. Sample preparation: -A piece measuring at least 10 mm x 10 mm must be cut from the parallel part of each type A1 test specimen. Conditioning & execution: -If possible, store samples for at least 24 hours in a normal climate at (23 ± 2) °C and (50 ± 10) % RH -Procedure B50 with a force of 50 N and a heating rate of 50°C/h Perform five tests and enter the results in labXplore. The results evaluation will then be available to you immediately. The evaluation is anonymous, and you can view your own results in comparison to other participants.

Test Properties

Vicat softening temperature (VST)

90.00 EUR

labXploreによるラウンドロビン試験の利点

ラウンドロビン試験のためのデジタルプラットフォーム labXploreは、従来の多くの非効率性や限界を排除することで、ラウンドロビン試験の管理と実施における大きな進歩となっています。

ラウンドロビン試験への参加結果の評価は、試験結果を入力した直後に即座に利用可能になります。
これらの試験を従来の手作業プロセスで組織化することは、待ち時間が生じ、エラーが発生しやすく、高い管理負担を伴います。labXploreは、これらの問題を軽減するだけでなく、リアルタイムデータ処理を通じて追加のメリットも提供する、最適化されたデジタルな代替手段を提供します。
ラウンドロビン試験の評価は、ISO 13528 の要求事項に基づいて行われます。
このプラットフォームは、いつでも世界中から利用可能です。これにより、お客様は、異なる試験方法に関するラウンドロビン試験や、過去のデータセットにもアクセスすることができます。
お客様のデータは、匿名性が確実に担保されます。お客様の試験所には、お客様ご自身しか知り得ない試験所番号（ラボ番号）が割り当てられます。

リアルタイム結果評価：ISO 527 に準拠したラウンドロビン試験の試験結果に基づく Z スコア結果図

labXploreを介したラウンドロビン試験に関するお問い合わせ先：サシャ・モイト

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ラウンドロビン試験への参加が義務付けられているのは、誰ですか？

以下のグループは、ラウンドロビン試験への参加が義務付けられています：

認定試験所：ISO 17025 は、試験および校正の分野における試験所認定（ラボラトリーアクレディテーション）に関する、世界的に有効な規格です。この規格は、試験所の能力（コンピテンス）、公平性（インパーシャリティ）、および統一された作業方法に関する一般要求事項を定めています。この規格は、試験所の業務に対する信頼性を高めることを目的として開発されました。したがって、ISO 17025 に従って認定された試験所は、技能試験（プロフィシェンシー・テスト）／共同試験（ラウンドロビン試験）に定期的に参加することが義務付けられています。
品質保証に携わる組織：ISO認証などのために、自社の内部プロセスと結果が規定された規格に準拠していることを実証しなければならない企業は、定期的にラウンドロビン試験を実施することが求められます。
業界固有の試験所：化学、材料試験、医薬品などの特定の業界では、結果の業界内での比較可能性を確保するために、法的要件または業界固有の規制により、ラウンドロビン試験への参加が義務付けられています。
再認定（リサーティフィケーション）：初めて認証（サーティフィケーション）または認定（アクレディテーション）を取得しようとする企業や試験所も、規格への準拠を妥当性確認（バリデーション）するために、ラウンドロビン試験への参加が義務付けられています。

ラウンドロビン試験および技能試験（プロフィシェンシー・テスト）における重要な用語の定義：

技能試験（Proficiency tests: PT）

技能試験（PT）とは、認定（アクレディテーション）を取得するため、あるいは試験所の能力（コンピテンス）を証明するために要求されるラウンドロビン試験のことです。試験所は、自らの試験方法の妥当性を確認し、確立された規格への準拠を確実にするために、参加しなければなりません。

試験所間の比較試験 Interlaboratory comparison test (ILC) ：

試験所間比較試験（ILC）は、複数の試験所の結果を、同一組織内または異なる組織間で比較し、偏差（ズレ）を特定し、標準化を確実にするために実施されます。

内部の試験所間比較試験（Internal ILC）、管理図（Control charts: SPC）/ 日常点検（Daily Check: DC）

内部の試験所間比較試験（Internal ILC）：これらは、プロセスを標準化し、内部の一貫性（コンシステンシー）を確保するために、同一組織内の複数の試験所間で実施される比較試験です。
管理図（Control charts）/ SPC図（Statistical Process Control）：ラウンドロビン試験のデータから導き出されるもので、時間経過に伴うプロセス安定性と測定精度の監視および改善に使用されるツール（手段）。