ページコンテンツへ

ASTM D2344に準拠した層間せん断強さ (ILSS)

ASTM D2344, ISO 14130, EN 2377, EN 2563

繊維強化複合材の層間せん断強度(ILSS)は、複合材の積層面間のせん断強度を示し、ショートビームせん断試験を用いて決定されます。この試験の実施方法は、ASTM D2344、EN 2563、EN ISO 14130の各規格に記載されています。

目的と実施 試験片&寸法 計算 ILSS 試験治具 関連する試験機 ダウンロード

ILSS 試験の目的とASTM D2344に従った実施

脆性マトリックスを有する積層体、例えばエポキシ樹脂製の積層体の層間せん断強度は通常ショートビームせん断試験(SBS)を使用して測定されます。曲げ試験では常にせん断応力が発生するという事実を利用しています。試験片の厚さに比べてスパンが小さいと、曲げモーメントによって発生する垂直応力と比較して発生するせん断応力が非常に大きくなります。このようにして、脆性マトリックス材料にせん断応力を発生させることができ、それによってせん断強度を測定することができます。

マトリックス材料のせん断強度または繊維 - マトリックス結合のクオリティーは、破断の種類に応じて特徴付けることが可能となります。

ショート ビームせん断試験は、ASTM D2344EN 2563EN ISO 14130 などのさまざまな規格に従って実行できます。公称試験片形状の試験片長さ、試験片幅、およびサポート スパンは、試験片の厚さとの関係で定義され、定義された比率は、それぞれの規格内で異なります。圧縮ダイとサポートの直径の仕様も、それぞれの場合で異なります。

この試験方法は比較的簡単に実施可能で、 正しいアラインメント 及び ダイの正確な芯出し機能を持つツールが必要となります。このため、このメソッドは品質管理によく使用され、材料の比較に適しています。

ただし、圧縮応力のピークは通常上部アンビルの近くで発生し、測定結果に影響を与える可能性があるため、この方法では面内せん断特性のみが決定されます。

層間せん断強度(ILSS)測定のための試験片と寸法

標準積層板の試験:

  • 材料開発では、厚さ2 mmの標準積層板がテストされます。 厚さ2 mmの標準積層板 が試験されています。適用される規格にもよりますが、 スパン8 あるいは 10 mm 及び精度 ±0.1 mmでセットされる必要があります。 EN 2563 曲げタップの許容範囲を±0.02 mm と定めています。
  • ツビックローエルの試験冶具は、試験片のセンタリングとスパンの設定、およびサポートの正確な平行アラインメントの作業を容易に行えます。

完成構造体から作られた積層板の試験:

  • プロファイル、プレート、またはコンポーネントからなる積層体は、それぞれ異なる厚みであることが一般的です。このような場合は、スパンと積層の厚さの関係を守ることが重要です。スパンは各試験シリーズに対して最小の労力で正確に設定できなければならず、センタリングは一度だけの調整で済ませる必要があります。
  • ツビックローエルのILSS試験治具には、この目的のためにカウンターリードスクリューを備えています。支持部は、中心点を維持したまま 所定のスパンに調整することが可能です。サポート側面のゲージ目盛りにより、正確にスパンを測定することが出来ます。

層間せん断強度の計算

層間せん断強度 (ILSS)を計算は、右側の計算式を参照してください、

  • Fm = 最大圧縮荷重 N
  • B = 測定試験片幅
  • d = 測定試験片厚さ

層間せん断強度(ILSS)の試験治具

  • アプリケーション:ASTM D2344EN 2563ISO 14130EN 2377に従った層間せん断強度(ILSS)の決定

  • 機能の説明:治具は3点曲げ試験冶具です。ILSSは典型的な品質保証で使用されるメソッドです。材料の比較に最適な方法です。スパンが小さいことを考慮すると、ダイが上部アンビルと正確にアラインメントされていることが特に重要です。これはダイアームによって確実に行われています。このアームは試験片をインストールするために固定されています。加えて、温度センサーを、恒温槽での試験のために、試験片のすぐ近くのダイアームに取り付けることができます。10 mmでは、アンビル/厚さの比率は非常に短くなります。結果として、高いせん断力と比較的低い曲げモーメントが試験片に発生します。応力のピークは上部アンビルの近くで発生するため、この方法では見かけのせん断特性のみが提供されます。

ツビックローエル製のILSS試験治具の利点

  • ダイに対する上部アンビルの正確なセンタリング
  • 上部アンビルは簡単に調整可能
  • 試験片の近くに温度センサーをクランプするオプション
  • 荷重20 kNまで
  • 上部アンビルとダイは簡単に交換可能
  • オプションのリードスクリューアジャスターを使用すると、ラミネートの厚さを変更するために上部アンビルをすばやく正確に調整できます。
Instruction_4

それぞれの要件に最適なソリューションをお探しの場合は、当社の業界専門家にお問い合わせください。

私たちの業界エキスパートへご連絡お待ちしています。

ご要望に応じてご提案をさせていただきます。

お問い合わせ

ILSS 試験に関連する製品

せん断強度に関するよくある質問 / 層間せん断強度

繊維強化複合材料の層間せん断強度の測定は、せん断応力にさらされるコンポーネントの品質のモニタリングに使用されます。層間せん断強度 (ILSS) は、複合材の積層面間のせん断強度を表します。

層間せん断強度 (ILSS)を計算は以下の計算式をしようします

Fm = 最大圧縮荷重 N
B = 測定試験片幅
d = 測定試験片厚さ

ダウンロード

名前 タイプ サイズ ダウンロード
  • 製品情報:層間せん断強さ測定用冶具 PDF 547 KB
  • 業種別パンフレット:複合材料 PDF 7 MB

材料試験におけるトップクラスの試験ソフトウェアをぜひご利用ください。

ツビックローエルのtestXpert試験ソフトウェアは以下を提供します:

  • シンプルな操作: すぐに試験を開始し、最大の安全性を維持しながらtestXpertとして試験を行うことができます。
  • 信頼性と効率性: 信頼性の高い試験結果と最適な試験効率を実現できます。
  • 柔軟な統合: testXpertはすべてのアプリケーションとプロセスに最適なソリューションであり、より効果的なワークフローを実現します。
  • 未来に対応したデザイン: ライフサイクル全体にわたる試験用のソフトウェアで、将来の試験タスクに対応する準備が整っています。

testXpert III 試験ソフトウェア

Top