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繊維強化複合材向けモジュール式600kN試験システム

繊維強化複合材料の機械的特性を特徴づけるために、負荷の種類ごとに特別に開発された試験方法が使用されます。
繊維構造に応じて、様々な形式の引張、圧縮、曲げ、およびせん断試験が実施されます。

繊維強化複合材料の試験は、国際規格および国内規格(ISO、ASTM、EN、DIN)に加えエアバス(AITM)とボーイング(BSS)の企業規格に記載されています。さらに、ラミネートは通常、コンポーネントとなった実際の形状ででも測定されます。 最終的なコンポーネントの寸法。航空機の製造では、これは非常に大きな寸法の試験片につながり、それに応じて高い試験荷重が必要になります。
この一例は、エアバス標準AITM 1.0008で、A3試験片、最大500kNの圧縮試験に関して記載されています。

この目的のために、ツビックローエルでは、圧縮試験も実行できるように引張試験用の油圧グリップを改造しています。このグリップは、頑丈な縦方向ガイドに沿って互いに上下から移動します。チャック歯には、穏やかに負荷をかけていけるようにソフトロード機能が装備されています。 クランプによる負荷(せん断荷重)に加えて、締付けの負荷も同時にかかり、それによって試験片がしっかりとクランプされます。
試験グリップの正確なアラインメント性は、Nadcap AC 7122のアラインメント測定に準拠してます。AITM 1.0008に応じた荷重下での横方向の動きのコンプライアンスについて検証しても、この試験アセンブルで問題はありませんでした。母材、繊維、テクスチャ、繊維-母材結合、一方向ラミネート、多方向ラミネート、およびコンポーネントとアセンブルの特性値が測定されます。

21種類の試験と115の規格に準拠した試験

モジュラー接続により、この600kN試験機は非常に短時間で多くの種類の試験に変更できます。様々な試験条件を満たすための治具とセンサーが利用可能であり、115に及ぶ規格に準拠した21種類の試験が可能です。 つまり通常の引張試験に加えて、FHT、OHT、エンドローディング圧縮試験、FHC、OHC、CAI、オーバーラップせん断、losipescuせん断、Vノッチせん断、面内せん断試験(IPS)、SBS、および ILSS、3点および4点の曲げ試験、破壊力学など多くの試験が可能です。

ビデオ光学式伸び計は、高解像度の変位測定システムであり、引張試験に加えて、曲げ試験やエンドローディング圧縮試験にも使用できます。

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