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鉄筋コンクリートの試験, EN ISO 15630-1/ASTM E488/BS 4449

ISO 15630-1に準拠した鉄筋コンクリートの試験は、引張試験、曲げ試験、曲げ戻し試験、および疲労試験が行われます。

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鉄筋/強化スチールの試験

コンクリート補強スチールは、プレーンコンクリートでスチールを強化した鉄筋コンクリートです。

コンクリートは一般的に高い圧縮強度を示しますが引張強度には弱い側面があるため、鉄筋等で補強されます。鉄筋コンクリートは以下に大別されます

  • 鉄筋、ワイヤーロッド、ワイヤー
  • 溶接マットと格子

鉄筋は、コンクリートの補強に使用される断面が円形またはほぼ円形の鋼材です。鉄筋、ワイヤーロッド、ワイヤーの試験方法はISO 15630-1規格に記載されています。

径の小さな鋼材は、コンクリートが流し込まれる前に マットや格子 にプロセスされます。これらの製品の試験方法は、ISO 15630-2規格に記載されています。

鉄筋コンクリートの典型的な特徴は、コイル状またはロール状であり、コンクリートと鋼の間の結合を改善するリブの存在です。 

試験片

鉄筋コンクリートは長い製品から製造され、その表面形状は製造規格によって異なります。

試験片は長さ全体に渡って一定の断面積となっています。さらに、試験片の形状は曲率のない直線でなければなりません。曲率のある試験片は、試験前にまっすぐにする必要があります。

試験片の断面積は試験にとって非常に重要です。断面を決定するには、試験片の長さを測定し、重量を測定します。断面積はこれらの値を使い計算によって求められます。

引張試験

従来からの引張試験での物理的特性の決定は、鉄筋コンクリートで行われる最も一般的な試験です。引張試験はISO 6892 -1に応じて行われます。

ひずみ測定は非接触(左画像+中央のビデオ伸び計)または接触(右画像のマクロ伸び計)で行うことができます。

ISO 15630-1に基づき

  • 上降伏強さReH、オフセット耐力Rp0,2および引張強度Rmの計算には、公称断面積を使用します
  • 原標点距離は、メーカーの規格で特に指定されていない限り、公称直径(d)の5倍とします。
  • 伸び計を使用する場合、最大応力Agtでの全伸び率は、張力が失われる前に最大値の0.2%より大きくなければなりません。 

最も重要な特性値は

  • 引張強さ Rm [MPa]
  • 降伏点 Re [MPa]
  • 引張強さ Rm 降伏強さ Reの降伏レシオ
  • 降伏強さと公称降伏強さのレシオ Re, actual / Re, nominal
  • 最大応力での全伸び Agt [%]
  • 関連する製品規格(ISO 15630を参照)で定義されていない限り、公称断面積は強度特性の計算に使用されます。

試験は有効ではありません

  • 測定されたカーブの勾配が理論上のヤング率から10%よりも高い場合
  • 試験片グリップ内で破断の場合、試験片グリップまでのdの距離+20 mmかd(どちらか大きい方の値)。

鉄筋コンクリートの引張試験

1,600 kNの試験機を使用したコンクリート補強鋼の引張試験と、ビデオ伸び計を使用した光学ひずみ測定。

曲げ試験/曲げ戻し試験

3点曲げ試験と曲げ戻し試験を使用して、コンクリート強化スチールの曲げ能力を決定します。

曲げ試験中、コンクリート強化スチールは所定の角度(通常90°)で曲げられます。上部アンビルとアンビルの直径、およびアンビル間の距離は、通常、製品規格で指定され、鉄筋の公称直径に従って選択されます。

次に、曲げ戻し試験が行われ、試験片が元の位置に曲げられます。この試験では、圧縮荷重の下で横方向にスライドするスライドシューズが使用されます。試験片に破損や亀裂がない場合、試験は成功です。評価はビジュアルで行います。

この曲げ試験は室温で行います。またこの試験は温度環境下で行うこともありますが、サプライヤーとお客さんの間で合意している事が必要です。 

疲労試験

  • 規格では、鉄筋コンクリートは疲労強さや耐久性も検証されている事が決められています。
  • 疲労試験は短時間で行えたほうが経済的です、これにはバイブロフォア(電磁共振式疲労試験機)が最適です。ツビックローエルビックバイブロフォアは600kNまでこの試験アプリケーションに対応しています。
  • 径36mmまでの試験片に対応しています;14mmからはグラウトされねばなりませんが、当社ではグラウト用の装置も提供しています。

鉄筋コンクリートの全自動引張試験

筋材は大量生産されているため、生産現場では絶えず品質管理のための試験が行われています。ツビックローエルは全自動システムを開発しています。このシステムでは、マットや格子からの試験片切り出し、試験片マガジンへ手作業でそれらを収めた後の一連の試験は全て自動で行われます。100℃での時効処理機能も追加可能です。断面積の測定は規格に沿った方法で正確に行われ、オプションで試験片の試験順番も、試験後のビジュアル検査に適う様に変更できます。

  • カスタムメードのソリューション
  • あらゆる種類の試験に対応
  • 高い利便性
  • 試験後のレポートに対してもユーザーフレンドリーなオプション

ISO 15630のその他の試験方法

溶接マット/格子 ISO 15630-2

溶接マット/格子 ISO 15630-2

ISO 15630-2に準拠した溶接ファブリックおよび格子メッシュの試験は、引張試験、曲げ試験、節点せん断試験、および高サイクル疲労試験が行われます。
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ISO 15630-3, ASTM A416, ASTM A1061に準拠したスチールストランド

ISO 15630-3, ASTM A416, ASTM A1061に準拠したスチールストランド

ISO 15630-3およびASTM A416に準拠した静的引張試験では、3、7以上の撚り線のスチールストランドが破断するまで伸ばされます。
行先 ISO 15630-3, ASTM A416, ASTM A1061に準拠したスチールストランド

お客様のあらゆる試験要求に最適な試験ソリューョンを探して見つけます。

私たちの業界エキスパートへご連絡お待ちしています。

皆様のニーズを話し合うことを楽しみにしております。

 

ご連絡お待ちしております

ISO 15630-1の試験向けの関連製品

鉄筋コンクリートの試験には2,500kN迄のネジ式(電気機械式)試験機が使用されます。 

引張試験では、油圧グリップ (2,500 kNまで) とくさびグリップ (600 kNまで) のどちらも使用可能です。

たわみ (曲げ) 試験 のパフォーマンスには、さまざまな上部アンビルとアンビルが取り付けられた曲げテーブルが使用され、アダプタープレートによって試験片グリップに取り付けられます。 

ひずみ測定は、接触式のマクロ伸び計または非接触式の光学式ビデオ伸び計を使用して実行できます。非接触ひずみ測定では、強化スチールのリブ表面構造が標点のマークとして使用され、これは、ビデオ伸び計によって自動的に認識されます。

re-run機能によって、グリップ間距離Le内の任意の標点間の伸びを後で測定することができます。これは、試験片が標点Leの外側で破断した場合に、試験片が無効にはならないというベネフィットがあります。伸びは新しく設定された標点内で再度測定されます。したがって、Le 測定範囲外で破断した試験片の無駄が無くなります。

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