ISO 12048およびTappi T804準拠の箱圧縮試験/積み重ね試験(BCT)
実環境下における段ボール箱全体の最大荷重支持能力
ISO 12048は、段ボール箱または折りたたみ箱の強度または積み重ね性(積み重ね圧縮抵抗)を、圧縮試験、箱圧縮試験(BCT)、または積み重ね試験の形で測定する方法を規定しています。主に北米の製紙業界で使用されているTAPPI T804規格は、箱圧縮試験における圧縮試験方法のみを規定しています。
ISO 12048およびTAPPI T804のBCTは、実際の使用状況下における箱全体の最大耐荷重性を検査しますが、ISO 3037およびTappi T811のECT(エッジクラッシュ試験)は、段ボール自体の材料強度に関する情報を提供します。
ツビックローエルによる箱圧縮試験(BCT)と積み重ね試験
規格と試験に応じて、箱またはパッケージは圧縮材料試験機の圧縮プレート間に配置されます。
- ISO 12048またはTappi T804に準拠した圧縮試験(箱圧縮試験(BCT))の場合、パッケージは公称荷重まで、または破損するまで荷重がかけられます。
- ISO 12048に準拠した積み重ね試験の場合、合意された荷重が合意された時間、または箱が破損するまで一定に保持されます。
ZwickRoell 万能試験機 と パッケージの標準準拠テスト用のBCTおよびスタック試験用にカスタマイズされた材料試験機が用意されています。規格によって、圧縮プレートは、固定式または球状シートで行います。
試験機と圧縮盤に関する詳細は、お気軽にお問い合わせください。
段ボールに関する他の標準化試験方法との相違点
Short description | Standards |
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紙、段ボール、段ボール|曲げ試験/曲げ剛性(2点曲げ、3点曲げ、4点曲げ) |
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段ボール|段ボール|突き刺し試験(LPET vs. PET) |
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段ボール|段ボール|平面圧縮試験(FCT) |
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段ボール | 段ボール | エッジクラッシュ耐性 (ECT) |
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段ボール|段ボール|箱圧縮試験/積み重ね試験(BCT) |
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