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ステアリング試験

安全性、快適性、そして耐久性のために

ステアリングシステムは運転中に大きな動的荷重にさらされるため、安全性と運転快適性を確保するためには、各コンポーネントが確実に機能する必要があります。ドライバーとシャーシをつなぐ中心的な役割を果たすステアリングリンケージ、ステアリングシャフト、そしてゴム金属ダンパーは特に重要です。ツビックローエルは、開発段階から量産段階まで、現実的な条件下で機械的特性、動的特性、そしてトライボロジー特性を試験できる、個別に調整可能な試験ベンチを提供しています。

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ステアリング継ぎ手 ステアリングシャフト ステアリングコラム ゴム‐金属ダンパー 相談リクエスト ダウンロード

ステアリング継ぎ手の試験

水平引張/圧縮/ねじり試験機は、設置位置におけるステアリングリンケージの試験軸の内側と外側の摩擦力と摩擦トルク(スティックスリップ効果を含む)を測定するために使用できます。

個別に制御される駆動軸:

  • 1 引張/圧縮試験軸(軸方向)最大20kN、調整可能
  • 2 ねじり駆動装置最大100Nm
  • 3 引張/圧縮試験軸(横方向)最大1 kN

手動で調整可能な 3 つのアライメント軸を使用して、さまざまなステアリング継ぎ手設計を最適にテストし、さまざまなテストシーケンスを実装できます。

  • 4 横方向力の軸方向位置
  • 5 受動グリップの垂直方向位置
  • 6 受動グリップの水平方向位置

3軸はtestXpert試験ソフトウェアによって制御されます。多孔板付きのユニバーサルテーブルは、治具を固定するのに役立ちます。試験システムはCE規格準拠の安全ハウジングを備えています。

ステアリングシャフト試験

トラック向けのステアリングシャフト自動生産ラインにツビックローエルの試験機を組込みアッセンブルラインの一部として活用されています。

  • 試験装置は生産プロセスの途中最大捻り角度を測定し、その手前のアセンブルプロセスの評価に役立っています。この高精度な相対捻り角度測定用に特別な角度センサーを開発しています。
  • 2台目の試験装置は生産プロセスの最後に配置され、ステアリングスピンドルの引抜き力を測定します。

ステアリングコラムの試験

ステアリングコラム高さ調整機能の高い信頼性試験を行うには、試験システムが実際の高さ調整をシュミレーションする必要があります。この試験にはエレクトロメカニカルアクチュエーターが理想的なソリューションです、なぜならば、ステアリングコラムに所望の軸荷重をかけるために色々なポジショニングが可能となっているためです。ここで示されている例は、高さ調整機能が何千も野サイクルで稼動しています。これにより通常は実際の使用環境下でしか分からない弱点などがチェックできます。

ゴム‐金属ダンパーの試験

サーボ油圧試験機に基づく試験システムは、ゴム金属軸受の準静的剛性と動的剛性、損失角度と損失係数などを測定するために開発されました。加えて、システムはセーフティーライトカーテンや両手での作動などの工夫もされています。試験結果はレッド/グリーンデジタル閾値インディケーターでモニタリングされ、電子ブザーにより即座に報告されるため、試験中は他の仕事と掛け持ちが可能です。試験プロセスのパラメーター設定、試験結果の評価、ディスプレイはツビックローエルの優れたソフトウェアtestXpertでハンドルされます。

自動車およびeモビリティ業界の専門家、Simon Vitzthum氏

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