南中国の鉄鋼グループにはツビックローエルの全自動ロボット試験システムがインストールされています。

広西柳州鋼鉄集団は、中国南部、中国南西部、さらには Pan-Beibu Gulf Economic Cooperation で最大の鉄鋼会社の 1 つであり、中国の上位 500 社にランクされています。同社はインテリジェントな製造を積極的に推進し、高付加価値のグリーンスチール製品を生産しています。これらの多くは、冶金製品の物性品質に対して中国の鉄鋼協会が発行する国際品質証明書である’ゴールデンカップ’を取得しています。

ツビックローエルの南中国における初めてのロボットシステムを利用した全自動の金属引張試験システムです。広西柳州鋼鉄集団向けシステムは3台のロボット試験システムから構成されています。

Covidパンデミック最中のインストール

このプロジェクトのインストールと試運転は、猛威を振るうCovid-19パンデミックの最中に予定されていたため、ドイツのツビックローエル本社のエンジニアが中国を訪れる事が出来なくなりました。この予想外の状況に直面して、中国南部のパートナーである Team Testing Equipment (TTE) は、すぐに最も経験豊富な 4 人のエンジニアを動員して、アフターセールスインストールチームを立ち上げました。

顧客のサイトで昼夜問わず200日

Andrew Wang、Andrew Tan、Liu、およびLeoは15 年以上勤務していますが、全自動システムのインストールの経験はありませんでした。この事実は彼らを怖がらせることはなく、ためらうことなく資料や参考文献を研究し、準備を始めました。このタスクには、4 人のエンジニア間のタスクの割振り、多大な集中力、および完璧なコミットが必要でした。3台のロボット試験システムのインストールと試運転には、顧客サイトで 200 日かかりました。

ドイツからのリモートサポート

想像を絶するストレスの中にも関わらず、エンジニア達は決して諦めませんでした。彼らはお互いに試行錯誤し、改善し、相談し合い、最終的にはドイツ本社から提供されたリモートヘルプとガイダンスにより、プロジェクトの円滑な実施が保証されました。

広西柳州鋼鉄集団の試験ラボにはroboTest R全自動システムがセットアップされています。

このような才能のあるチームと仕事ができたことを光栄に思います。装置のインストール、試運転、およびトレーニングは、効率よく完了しました。

Mr. Yunan, Li
広西柳州鋼鉄集団のラボチーフ

パンデミックの最中に全自動ロボット試験システムを0から8まで

ツビックローエルとTTEの努力によって、高い信頼と精神を備えた強力なチームであることを証明しました。さらにこのチームは Shaoshan鉄鋼、広西鉄鋼本社、広州JFE Steel Sheet Company からの合計 4 つの全自動ロボット試験システムの注文を受けました。すべての参加者、製品をサポートする顧客、専門的なサポートを提供し、学習と開発に熱心なエンジニアとすべての同僚を信頼する、すべての参加者にとって真のサクセスストーリーです。